謙虚さを失った瞬間、運命が悪くなる

実るほど頭を垂れる稲穂かな

ごきげんよう、会社を潰した元社長です。

 

今日は、「謙虚さを失った瞬間から、運命がドンドン悪くなる」という話をしたいと思います。

 

私自身が一時ですが、人よりもお金を儲け過ぎてしまい「自分は金儲けの天才だ!」などと謙虚さを失いました。

 

そして、そのときから運命がドンドン悪くなり、会社がうまくいかなくなり、ついには無一文に近い状態に陥ったのです。

 

謙虚さを失った瞬間から、運命がドンドン悪くなる。今日は、そんな話をしたいと思います。

 

 

「謙虚になりたい」人は優秀な人が多い

 

謙虚の対義語は「横柄・尊大・高慢・傲慢」で、偉そうな態度を取るとか、自惚れている様を意味します。

 

それで、そもそもの話「謙虚さを持ちたい!」「謙虚になりたい!」「謙虚さを取り戻したい!」という人は、なぜ謙虚になりたいのでしょうか?なぜ今、謙虚でないのでしょうか?

 

生まれた瞬間からいきなり傲慢な人はいませんよね。成長する中で謙虚さを失っていくわけです。

 

じゃあ、なぜ謙虚さを失ってしまったのでしょうか?

 

それを考えると、傲慢な人というのは他人よりも優秀だからだと思います。

 

例えば、

 

  • 何かの分野で実績を残したことがあるとか
  • 何らかの成功体験があるとか
  • 何かに秀でているとか(勉強が人よりできるとか、スポーツが人よりできるとか)
  • 何かの知識がたくさんあるとか
  • 何らかの地位や役職があるとか
  • 何らかの努力を沢山したことがあるとか

 

他の人と比べたときに、その他大勢の人より優秀であった経験があると思います。

 

その結果、周りの人からスゴイと褒めらりたり、称賛されたり、チヤホヤされたりして勘違いしていくわけですが…逆に、自分に自信がない人や、褒められた経験がない人が傲慢になるはずがありません。

 

何かしら人と比較すると優れた経験があったからこそ自信がつく。自信があるからこそ、傲慢になってしまうわけですよね?

 

つまり、傲慢な人(謙虚でない人)は、普通の人がもってない何かをもっているんです。

 

それは能力かも知れない、知識かも知れない、頭の良さかも知れない、役職かも知れない、お金かも知れない、スキルかも知れない、一芸かも知れない。

 

それが何かは分かりませんが、それをもっているが故に「俺ってスゴイ。だって普通の人と比べると云々〜」となり、それをもっていない人を見下してしまう。そこに「謙虚さがない」と表現するわけです。

 

知識がない人をバカにしたり、スポーツができない人をバカにしたり、能力がない人をバカにしたり、学歴がない人をバカにしたり、恋人をもってない人をバカにしたりする。

 

謙虚さがない状態というのは、自分があるもの(才能、能力、モノ、金、人脈など)を、相手がもってないときに、その相手を見下してバカにしたり、ないがしろにしたり、大切にしなかったり、無価値のように扱う状態のことなわけです。

 

 

謙虚さを失うと、運命がドンドン悪くなる

 

次に「運命がドンドン悪くなる」ということですが、その運命って何でしょうか?

 

運命…はて運命とはなんでしょうか?

 

実は運命とは「運ばれてくる命題」のことをいいます。命題とは、すごく簡単にいえば何らかの答え(結論や結果)が出せる、課題や問題を意味します。

 

一方で運命に近い言葉で宿命というのがありますね。宿命というのは「宿っている命題」のことをいいます。

 

生まれながらにして、その人が背負っているもののことです。
例えば、生年月日や性別や、どんな親の下に生まれたかなど、自分では変えられないもののことです。

 

両者を比較すると、宿命は「宿っている命題」、運命は「運ばれてくる命題」という違いがあります。

 

運命が運ばれてくるということは自分勝手に運ばれてくるわけではありません。
運んでくる「人」がいるわけです。

 

つまり運命とは「人」によって運ばれてくるのです。

 

だから運命には「運が良い」とか「運が悪い」ということはないのです。

 

実は、運が悪いというのは、目の前の「運(人)」を見過ごしている(大切に思っていない)ということに他なりません。一人一人を大切にしている人は、必ず良い「運命」、つまり好運を手に入れることができます。

 

 

謙虚さを失った瞬間、運命が悪くなる

 

では、「謙虚さを失った瞬間、運命が悪くなる」について考えてみましょう。

 

謙虚の反対は傲慢です。

 

傲慢な人は嫌われます。嫌われるとその人から、人はドンドン離れていきます。つまり運命が悪くなるわけです。運命は人が運んでくれるわけですからね。だから謙虚さを失うと、運命が悪くなるというわけなんです。

 

じゃあ、どうして人が離れていくのか?運命が悪くなるのか?

 

それは出会った人に対して、感謝の気持ちをもたず大事にしないからです

 

ということは、謙虚さをもつにはどうすればいいか分かりますよね?
出会った人を大切にする。敬うことです。

 

ではどうすれば人を大切にできるのでしょうか?

 

 

謙虚さを手に入れるためには、感謝すること

 

結論として、謙虚さを手に入れるためには常に「感謝」するしかないように思います。

 

感謝の気持ちというのは、「足るを知る」という状態です。

 

「足るを知る」という言葉は老子が言った言葉で「既に十分満足であることを知っている」という意味です。
もう既に満足であるからこそ、謙虚にもなるし感謝を持つことができる。

 

つまり、もう既にあるものだけに感謝している状態です。

 

温かいご飯が食べられて本当は幸せなのに、おかずがないだけで不平不満を言う。
これが謙虚さを失った状態です。

 

ご飯を作ったくれた人に何一つ感謝していない状態です。

 

「一生懸命に仕事をしてくれてありがとう」と言う人と「もっと金を稼いでこい」と言う人、どちらが謙虚でしょうか?

 

つまりどちらの人が人に好かれ、感謝の気持ちをもっているでしょうか?

 

謙虚さをもつには、人に対して「感謝すること」

 

これが大事だと思うわけです。
感謝を忘れた瞬間に、傲慢になり、傲慢になった瞬間に運命が悪くなる。